柳澤さんの豊富な講師歴と障害者・就職支援への挑戦

はじめに

どうもこんにちは。今こそ動画だ!です。
今回は、未来図校静岡キャンパスの柳澤剛さんをお迎えし、その豊富な講師歴についてお話を伺います。
株式会社8ユニットの代表取締役を務める柳澤さんは、多岐にわたる教育活動を通じて多くの人々に寄り添い、支援を行ってきた経験があります。

柳澤さんの自己紹介
この記事に出てくる人

柳澤さん

株式会社8ユニット代表取締役 就労継続支援B型事業所「未来図校静岡キャンパス」を運営。障害に特化した400名以上とのカウンセリング歴により、5年後の社会的自立を目指す支援を実施。

ミネストローネ

静岡の映像制作会社 合同会社RP代表。発達障害・精神障害のロールモデルを探す「今こそ動画だ!」を運営。Adobe認定プロフェッショナル(Premiere Pro) 発達障害(ADHD,ASD)当事者。

柳澤さんの講師・講演活動の歴史

柳澤さんの講師活動は、2018年から始まります。以下は主な活動内容の一部です。

  • 2018年〜2019年: キラリ高等学校キャリアアシストコースで講師を務める
  • 2019年: 静岡県立中央特別支援学校 親子進路研修会で講演
  • 2020年: 就労移行支援事業所Akatuki主催の福祉事業所合同説明会で講演
  • 2022年: 静岡市主催のミドル・チャレンジ合同企業相談会およびライフデザイン・キャリア体験会で講演

特別支援学校での講師経験

柳澤さんは、特別支援学校の高等部での講師経験があります。
年に一度の進路研修会で生徒やその保護者に対して、卒業後に利用できる障害福祉サービスの説明を行ってきました。
そこでは就労継続支援B型事業所や就労移行支援事業所の仕組み・提供されるサービスについて具体的な説明を行い、進路選択の一助としてきました。

また、通信制の高等学校で月に一度外部講師として対人スキルの講座を担当。
対人関係の構築や他者の気持ちを汲み取る能力の向上を目指した指導を行いました。

就職氷河期世代への支援活動

柳澤さんは2022年から、静岡市主催の研修会に参加し、就職氷河期世代(おおよそ40〜50代)の方々への支援活動も行っています。

就職氷河期世代と発達障害支援には直接の関係がないように見えますが、そこには共通点がありました。

就職氷河期時代には診断されていない発達障害者もいた

この世代の多くは、学生時代に「発達障害」という概念が一般的ではなかったため、社会に出てから様々な困難に直面している人々が多いです。柳澤さんは、自身の障害者支援の経験を活かし、就職氷河期世代の方々が抱える課題に対応した支援活動を行っています。
この世代の多くは、働きたい意欲がありながらも、発達障害や精神障害といった困難を抱えています。そういった方々に向けて、職場での対人関係の築き方や、就職に向けた実践的なアドバイスを提供しています。

障害者支援と就職支援の重なり

柳澤さんが行う障害者支援と就職氷河期世代の支援には、多くの共通点があります。どちらの支援活動においても、対象者がより良い人生を送るためのサポートが主眼となっており、具体的な職業訓練やキャリア相談を得意としています。
柳澤さんは障害者支援の経験を基に、就職氷河期世代にも同様の支援を提供し、社会復帰をサポートしています。

現在では適切な支援を受けることを決めれば、発達障害当事者でも18歳までにどのような進路があるかを教えてもらえますが、当時の就職氷河期世代には適切な支援が届いていませんでした。

まとめ

柳澤さんの活動は多岐にわたりますが、一方で一貫しており、当事者がどのような未来を描けるかを考えることに基づいています。
障害者支援・就職支援の双方において柳澤さんの経験と知識が生かされており、未来を切り開くためのヒントを提供しています。

「今こそ動画だ!」では柳澤さんに今後とも色々とお聞きしていきたいと思います。

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