日報機能開発の背景

これまで、困難を抱えている方がいても気づくのが遅れてしまうケースがありました。言語化が得意でない方の場合、面談で「最近どうですか?」と尋ねても「大丈夫です」と答えられ、実際には辛い状態が続いていたことが後からわかる、ということもありました。

面談でも、具体的なデータがないまま抽象的な質問から始めざるを得ず、的確なアドバイスをする材料が不足していました。こうした課題を解決するために日報機能を開発しました。


実装した機能

毎日の体調、メンタル状態、活動時間、疲労度を記録し、グラフで可視化します。システムは疲労蓄積やメンタル低下を自動的に検知して通知を出すため、早期に相談につなげられます。

支援する側は、担当者の日々の状態を数値とグラフで把握できます。「最近どうですか?」という抽象的な質問から始めていた面談が、「先週と比べて疲労度が上がっているようですが、何かありましたか?」という具体的な問いかけから始められます。

また、タスク完了や日報提出などを時系列で確認できるタイムライン機能も実装しました。


得られる価値

学習する方にとっては、自分の状態を客観的に把握でき、体調管理や自己理解を深める習慣が身につきます。支援する側にとっては、具体的な事実をもとに面談を始められるため、早期介入が可能になります。事業所にとっては、蓄積されたデータから離脱パターンを分析でき、定着率の向上が期待できます。